キャンプのついでにしたいこと。自然を楽しむためにゴミから守る。 | てるぴんの楽~にキャンプ

キャンプのついでにしたいこと。自然を楽しむためにゴミから守る。

1.もともとそこになかったものは存在してはいけないもの

キャンプでの山や海にはプラスチックなどの加工品はそもそも自然には存在しませんよね。
また、私たちがそこにあった石や草などもそこにあるべき場所から移動させることも不自然なことだと思いませんか?
そのことで本来そこに自生しないはずの植物なども人間が生態系を広げる可能性もあります。
また、本来そのにあるものを動かすことでまわりまわって生態系を崩す可能性もあるかもしれません。
また、ゴミの匂いでそこに住む動物や虫などもゴミに寄ってくる事も考えられます。
もしかしたら本来私たち自体が本来そこに存在してはいけないものかもしれませんので、自然の中にお邪魔している感覚も必要かもしれませんね。
自然にそこにあるものはそのままで、そこにもともと無いものは持ち帰るようにして楽しみましょう。

2.自然を守る必要性

キャンプ場自体が、私たちが自然の中で楽しむために作った人工物でもあります。
本来であれば、自然のままの場所で楽しむことが出来れば最低限度の自然の変化の中でキャンプをすることが究極のキャンプでありますが、知識や経験が浅い私などは今すぐにそれをやることは不安で仕方ありません。
しかし、元々そこにあった木々を切り倒したり、動物などの住処も追いやったかもしれないと考えると少し複雑な気持ちになります。
そこで、人間が一部の空間を間借りさせてもらっている意識で自然と関われるよう、それ以上に自然を侵さなくて済むようにすることが必要だと考えるようになりました。
では、どのような工夫をすればそうできるのかについてお話させていただきたいと思います。

3.今からでもできる!キャンプでできること

では、私たちがキャンプをする際にどんな事に気を付けてキャンプを楽しむとよいのでしょうか?
今からでも私たちにもできるいくつかのことをお話させていただきたいと思います。

1.炭の燃え残りは極力持ち帰る

炭は自然には簡単に戻りません。勝手に埋めたりすることも土壌の環境が変化することになるのでお勧めできません。
一人でするとわかると思いますが、炭の後始末はとても大変です。
出来れば燃え尽きてしまうまで使用するようにすれば廃棄も極力減らせます。
大きな炭も細かく砕くことで早く燃えやすくなりますので工夫してみてください。
所定の廃棄場所があっても処理してもらうことへの感謝を忘れないことが必要だと感じます。
せめてきちんと消火できたことを確認して各指定のゴミ袋で家に帰ってから廃棄するようにしてください。
また、残った炭などは、脱臭効果もあるので自宅のシューズボックスなどでも使用が可能です。プランターなどの土に混ぜると土の状態が良くなることにも使用できます。

2.使い捨ての紙製品も木材で加工した物です。使い捨てにしない工夫も大切

使い捨ての紙皿なども洗い物を減らす点では大変便利ですが、紙製品自体も木材で出来ているものなのでせっかく自然の木々の中にいるので1回使用しただけで使い捨てにするのはお勧めできません。
使うのならば、サランラップなどで覆って使いまわすか工夫して使用してみてはどうでしょうか?
便利な紙製品はたくさんありますが、使用する頻度を減らすことも工夫の一つではないかと思います。

3.焚火の後は最後まで片づける

直火OKな場所で地面が黒くなっているのは…少し残念な気がします。
いくら直火OKとはいえ、ほかの人が使用した後が残っているのは次に使用する人にとってはあまり気持ち良いものではないと思います。
焚き火シートと焚火台の使用をお勧めします。
焦げた面は少し土をならしたり、落ち葉で隠したり、かまどを新たに作成した場合などは石も元の場所へ戻すなどをした方が良いです。
焚き火のギアによってはソロストーブなどは焚き火がほぼ燃え尽きてしまうので新たに購入を考えている方にはそのようなものをお勧めします。

4.ビニール類は基本持ち込まない

プラスチック製品と同様、ビニール製品も自然にはすぐには戻りません。
私も、つい使用することがありますが、キャンプでビニール製品を持ち込んだら、きちんと持ち帰るか、風で飛んでも必ず拾う覚悟で必ず拾うように注意するようにしています。
可能ならタッパーウエアなどを使用してみるのもよいかと思います。
少なくともキャンプ場に持ち込む前に別の専用容器に移し変えて突風などでビニールが散乱しないような工夫が必要だと思います。

5.ごみ自体をを出さない工夫を

キャンプで食べたり飲んだりしたあと、必ずと言ってよいほどゴミが出てしまいます。
自宅から出る際に可能ならばペットボトルよりマイボトルに入れる、マイ箸、マイスプーンを使用する、食品トレーなどはジップロックなどに変えておき、ゴミを出さない工夫も必要です。
また、どうしても出たゴミは持ち帰りしやすいようにコンパクトにすることも必要です。
ペットボトル、缶は平たくつぶすなどの工夫をされるとよいです。

6.ゴミの匂いを出さないグッズを使用

生ごみなどは持ち帰る際に匂いがする場合もあります。
しかし、生ごみは所定の廃棄場所が無い場合は必ず持ち帰る必要があります。
ただし、車内で生ごみの匂いが充満するのも避けたいので、生ごみの匂いを極力消したい場合は消臭スプレーを振った後、ある程度密閉可能なハードケースに入れると少しマシです。
虫よけにはハーブ系の消臭スプレーを使用すると多少虫よけにも効果があります。
極力生ごみを出さなくてよいよう、自宅であらかじめ下ごしらえをされることをお勧めします。

7.キャンプに来た時よりもきれいに

キャンプで帰る前に使った場所をもう一度見てみましょう。
意外と気づかないうちにゴミを落として汚していることがあります。
せめて自分で汚したところはきちんと片付けて帰りましょう。
次にサイトを利用する人が気持ちよく過ごせるように気遣いを忘れないようにしたいですね。
また、最後に靴の裏も確認しておいてください。
サイトのいろいろな場所を歩いた際に、そこにしかいないはずの植物の種などを他の場所へ持ち込んでしまう可能性もありますのでキャンプ場から立ち去る前に靴の土や汚れをある程度落としてから帰途に就くようにしてください。

4.キャンプで余裕があれば森や海岸でごみ拾いも日課に出来たら…

自然の中でキャンプをする際に、自分だけでなく他の人もキャンプ場で快適に過ごせるために海岸やキャンプ場全体のゴミ拾い時間を作ることが出来たらいいなと思うことがあります。
私たちが普段の生活で使用しているものの多くは自然に分解されて戻らないものがあります。
元々そこに無かった人工物が自然にあることで快適に過ごすことが出来なくなるだけでなく、自然を破壊してキャンプする場所さえなくなっていくことも今後あるかもしれません。
楽しく快適なキャンプをするために必要なことは、私たち自身が様々な自然から恩恵を受け続けることが出来るように自然を守ることも忘れずに過ごすことが必要だと感じます。

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