ブルーシートでなんでも作れる。キャンプでの活用法 | てるぴんの楽~にキャンプ

ブルーシートでなんでも作れる。キャンプでの活用法

キャンプ場でよくテントの下のグランドシート代わりに使用しているのをよく見かけますが、他にも活用方法がないでしょうか?
結論から言うと、グランドシートの代用以外にも様々な活用方法があります。
今回は、キャンプでのブルーシートの特徴と選び方、活用方法についてお話させていただきたいと思います。

1.ブルーシートとは?

ブルーでないものもたくさんあります。建設や運搬業界で多く使われているものがブルーシートと言われています。
素材についてはポリエチレンの合成樹脂で出来ており、撥水性、保温性、紫外線に強いですが、熱に弱いので火で溶けたり穴が開いたりすることがあります。
特徴として固定用ロープの穴(ハトメ)がついています。
大きさも様々な種類があります。

2.レジャーシートとの違い

ブルーシートは基本的に裏地がありませんレジャーシートは裏地がある物が多いです。
ハトメが付いているものはほぼないです。レジャーシートは裏地があり大きさも限られているので、ハトメが無いので様々な固定が困難です。
レジャーシートは本来ピクニックやハイキングでの地面に敷くシートとして使われるもので、テント内の床に敷くシートとして使用していた方が良いです。

3.ブルーシートは100均でも置いてある?

2畳用位までの物は100円均一ショップでも販売していました。
狭い場所でクーラーボックスなどを覆うくらいであれば十分活用できると思います。
ただし、テントの畳数は2畳より大きいものが多いので、100均のブルーシートをテントのグランドシートに使用すると複数の枚数が必要となります。
雨よけや日よけ目的にテントやタープとして活用する場合は、1枚で使用可能な大きいものが良いと思います。
2畳以上のものに関してはホームセンターなどで購入できます。

4.ブルーシートを選ぶ際のポイント

ブルーシートは本来建設現場などで多く見かけますが、私たちが購入しようと思ってもたくさん種類があり、どの種類をどこで選んだらよいか分かりにくいですよね。
そこで、ホームセンターなどで置いてあるブルーシートのどんなものを選んだら良いのかのポイントについてお話させていただきたいと思います。

1.ブルーシートの#の意味は?

お店に行くとブルーシートを選ぶ際に#2500などと記載がある場合があります。
その記載の意味は3.6×4.5mの大きさのだいたいの重さを表しています。
ちなみに#2500は約2.5kg位の重さがあるものとして表しています。
数字が大きくなる方が重くなり厚みもある(厚みがあれば丈夫で撥水性・保温性・遮光性も高くなる)という感じです。
ホームセンターで販売しているものはだいたい#2500か#3000位が多いです。
キャンプでは補助的に使用する場合が多いので重くない方が良く、それほどの厚みも必要ないので、それより軽いもの(#1500など)があればそちらの方をおすすめします。

2.ブルーシートのサイズについて

ブルーシートのサイズは、昔の日本表示での1間で表していて(1820mm×1820mm)1間ごとに縦長または横長、倍に大きくなります。
ブルーシートの大きさの目安としては1間(1820mm×1820mm)で畳数2畳位(4人が座れる程度の広さ)が目安になります。
ブルーシートを選ぶ際のポイントは、テントのサイズより少し大きい方を選ぶことでタープとしても使用出来、他の活用性も高くなるので良いかもしれません。(大は小を兼ねる?)

3.呼称サイズについて

ブルーシートは呼称サイズという表示で記載されています。
その場合、実際のサイズよりハトメの折り目分10cm位実際のサイズより小さいので注意が必要です。
ギリギリに合わせるとサイズ不足になる可能性があります。

4.ハトメの位置について

ブルーシートについているハトメの距離が記載されています。
P<ピッチ>(ハトメの間隔mm)で記載されています。
恐らく900Pが多いです。(ハトメの木よりが90cm間隔ということです)100均等でハトメを追加できる機器も売られていますので穴が足り負ければ追加することも検討してください。
今は、ハトメが無い場所でもクリップで止めるグッズも販売されています。

5.ブルーシートのキャンプでの活用方法

キャンプでグランドシート代わり以外での活用方法はたくさんありますが、その一部についてお話させていただきたいと思います。
活用方法によっては、ブルーシートが2枚以上必要な時や、別途追加購入が必要なものもあります。
ブルーシートでのタープやテントなどに使用する追加ポールについてですが、メインポールの高さは最長2.5m~3mなものが多く、太さも様々でタープ本体の重さにより選択が必要だと思われますが太さが25mm位であれば理想です。メインポールは特に高さ調節可能なものを選ぶとよいです。
タープに使用するサブポールはそれより低くメインポールより細いものが多いですがこれも高さが調節可能なタイプが良いと思います。
テントやタープの固定用ロープの長さは一般的にポールの2倍の長さが目安で、4m~6m必要となります。結び方(自在結びなど)で調整可能ですが、自在金具付きの方が簡単だと思います。
追加購入の際には蛍光素材の物の方が夜間のつまずき防止にも有効なので検討してみてください。
ペグについては100均などでも購入可能です。簡易的なのでペグの形状などにはこだわる必要はなさそうです。
活用方法の手順についても出来るだけ詳しくお話させていただきますが、どうしても画像や動画が準備できないのでイメージとしてなかなかわかないかもしれません。
ネット動画などでもブルーシートの活用方法についての動画が多くありましたので、もしイメージがわかないことがあればそちらも参考にされるとよいです。

1.オープンタープの代用として使用する

ブルーシートがあれば、日よけや雨除けにオープンタープの代用として活用できます。
準備するものとしては下記のものが最低必要となります。
オープンタープの立て方は、一般的なオープンタープの立て方と同じ手順で大丈夫だと思います。
通常のタープの規格とは違いがありますので防水性や生地の強さがあったとしても過信しないようにしてください。

<準備するもの>

  • ブルーシート1枚
  • ポール2本:高さ調整可能なもの
  • 固定用ロープ8セット以上
  • ペグ8本以上

2.オープンタープの出入口を覆う布として使用する

ブルーシートをオープンタープの入り口や出口に張ると、下は空いていますがクローズドタープのような形となりある程度の風よけや雨除けにも有効です。(タープの高さを低くするレイアウトも併用することでタープの下もある程度塞ぐことも可能です)
中が見えにくくなりますのでプライバシー保護も可能です。ただし、追加で覆う場合は若干コツが必要です。

<私が今までやったことのある方法>
ブルーシートのハトメのある方を上に2つ折りにしてタープのポールにハトメを引っかけて片方のタープ側のみタープの外側に固定用ロープで固定し、もう片方はフックで止めるようにしてタープの前後同じようにできれば見かけは悪いですが両方からの出入りが可能になりました。
タープもかなり低い位置に調整したのでかがんで歩くような形になりましたが雨の日でしたので通路としてはかなり活用できました。

<準備するもの>

  • ブルーシート2枚
  • 固定用ロープ4セット以上
  • ペグ4本以上

3.ブルーシートをクーラーボックスなどの保温・保冷効果、屋外の雨・霜除けとして使用する

ブルーシートで覆うだけで保温性が高く、紫外線に強いので保冷にも有効なのでクーラーボックス等の保温・保冷目的にも活用ができます。
また、屋外に置いたままのチェアーやテーブルなどの雨除けや霜予防にも有効ですので夜間屋外に置いておく物があれば覆っておいた方が良いかもしれません。また、常設のテーブルや椅子などがあれば夜間に雨や霜が降りたりすると椅子が濡れたりするのでブルーシートで保護しておくと翌朝でも濡れずに済みます。

4.ハンモックも作成できるかも?

厚いタイプのブルーシートならハンモックとしても使用できるかもしれません。
両サイドのハトメにロープをすべて通し、ロープを木と木の間にしっかりと括り付けると理論上ではできます。(木の方にはロープで木の幹などに傷が入らないような配慮はされてください)
ただし耐荷重についてもそれぞれブルーシートの生地や厚さによって違いがありますので購入時には必ず確認してください。

<準備するもの>

  • ブルーシート1枚
  • 木に結ぶ太めのロープ:2本

5.簡易テントも作成可能?

屋根型テントの形なら2本のポールと固定用ロープがあれば作成可能です。
ただし床が無いので別途床に敷くシートが必要となります。
あくまでも簡易的なものなので居住性に関してはあまりよくないと思いますが、荷物置き場として使用するつもりの方が良いかもしれません。

<準備するもの>

  • ブルーシート2枚(本体に1枚、床に1枚)
  • ポール2本:高さ調整可能なものを
  • 固定用ロープ8セット以上
  • ペグ8本以上

6.おしゃれじゃないので使うのに抵抗がある人には…

正直、私もブルーシートばかり使うのは見かけ上抵抗があったのでネットなどを調べてみたところ、「カラ―ブルーシート」というものがありました。
無地ではありますが配色がいくつかあり、#3000で厚みもあり、サイズもいくつかありました。
ブルーが抵抗ある方は検討してみてもよいですね。
今後はもっとデザイン性のあるものも増えてくるとよいですね。

7.まとめ

ブルーシートでキャンプのものをなんでも作れるのかについてまとめると

  1. ブルーシートは100均でも購入可能だが、大きさに制限があるので大きいタイプはホームセンターで規格等を確認後購入が必要。
  2. ブルーシートはグランドシート代わり以外にも様々なものに代用可能である。
  3. ハンモックでの活用以外はポールと固定用ロープ、ペグの追加購入のみでいろんなものに活用可能。
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