常設の建物の呼び名の違いと、選ぶ際のポイント | てるぴんの楽~にキャンプ

常設の建物の呼び名の違いと、選ぶ際のポイント

キャンプではテントを使用する以外で常設の建物を利用することがあります。
常設の建物はコテージ・ロッジ・ケビン・バンガローなど様々な呼び方の違うものがあります。
それぞれ大まかな特徴がありますので、その特徴により持参するものが違ってきます。
私も、以前バンガローに泊まったことがありましたがそこでは屋根があるだけでフローリングのみで
布団や掛物もありませんでした。

たまたま夏場だったので風邪もひかずに済んだ経験があります。
今回は、常設の建物の呼び名の違いと選ぶ際のポイントについてお話させていただきたいと思います。

1.キャンプ場での常設の建物の特徴とは?

コテージ・ロッジ・ケビン・バンガローとキャンプ場で時々聞かれる名前ですが、どんな所だと思いますか?
全般的に言うとキャンプ場にある簡易宿泊施設となります。
しかし、名前によって施設の装備などにそれぞれ特徴があります。
そこで代表的な名前の簡易宿泊所の特徴についてお話させていただきたいと思います。

1.コテージとは?

キャンプの中でもほぼホテルの設備があるものだとイメージしていただいてもよいと思います。
別荘のような感じで自宅とほぼ変わらない感じでくつろげると思います。
トイレやバス・キッチン回りも揃っている所がほとんどで自炊も可能です。
単独の建物のところもありますが、長屋のようにつながっているところもあります。
食事は別施設内で提供している場合もあります。
コテージにはいろんなところで何度か利用させていただいていますが、個人的には貸し別荘と区別が分かりません。ほぼ同じような気がします。

2.ロッジとは?

宿泊場所で例えるなら少しホテルよりグレードが低い感じとイメージしていただいてよいと思います。
部屋は個別でトイレはありますが、浴室やキッチンが共用だったり、長屋のようにつながった形のところもあります。食事の提供は基本ありません。
登山などの山小屋に多い感じがします。

3.ケビンとは?  

”キャビン”とも呼ばれます。
水道設備がある小屋だと思っていただいた方が良いかと思います。(水道については要確認)
キャンプでのテント類以外はすべて必要となりますので事前の準備が必要となります。
電気・トイレ・キッチンも常設のところと屋外の共用のところなどキャンプ場によって違うようです。
基本お風呂もありません。

4.バンガローとは?  

基本照明やトイレの無い丸太小屋だというイメージでよいかと思います。
床も板張りが多く、そのまま床に横になる形ですのでそれなりの装備がないと結構大変だと思います。
トイレやキッチン・照明等もない事が多いので照明やライト、調理器具も準備しておいた方が良いと思います。

2.常設の建物を選ぶ際のポイント

私も経験したのですが、各種簡易宿泊施設の名前(ケビンなど)だけでは設備の状況が分からず、直接キャンプ場に問い合わせることが何度かありました。
結局、トイレは常設でなく、サイトのトイレを利用しましたが、照明はかろうじてありました。
結果的に先に設備の状況が分かったので事前の準備が可能でしたし、現地で困ることも回避できました。
そこで、各種簡易宿泊施設を選ぶ際のポイントについてお話させていただきたいと思います。

1.名前にとらわれず、室内設備等をあらかじめ調べておく

常設の施設に関して全般に言える事ですが、意外とそのキャンプ場がイメージで名前を付けていることもあり、はっきり区分けしているわけではないような印象です。
そのため、室内等の設備に関しては各キャンプ場に問い合わせるか、キャンプ場検索サイトや動画等で確認することをお勧めします。
確認しておけば、必要なものは準備する必要がありますが、無駄なものは持っていかなくて済むと思います。

2.食事の提供等に関しては十分注意して

常設の施設では、基本室内での食事の提供はないと思っていただいた方が良いです。そのため、食材を調達し調理するか、別の場所で食事を購入・食事をとることが必要になります。
テーブルや椅子などもないところもありますので別途準備しておいた方が良いです。
周辺のスーパーなども下調べしておいた方が良いと思います。

3.温度調整に関しても注意

何も電源設備の無いところでは当然ながら空調設備もありません。
暑さや寒さ対策も十分配慮して携行品を選択するようにしてください。
寝袋以外にも夜間などは夏場でも冷え込むことがあるので毛布や服装で調整したり、ミニストーブ等で暖を取る方法を対策として考えていた方が良いと思います。
暑い場合などは、換気と電池式のサーキュレーターなども活用してみてもよいと思います。

4.ケビンやバンガローは床に直接横になることになる

ケビンやバンガローは基本、何もないので床に直接寝ることになります。
当然、寝袋は必要になりますが直接床だと体がいたく冬場では底冷えで寝れないので銀マット+厚手のマットを持参する事をお勧めします。コットなども活用すると多少ましだと思います。

5.虫対策(蚊帳の活用)

部屋の中にはどうしても虫が入ってきます。
私の場合、キャンプは好きなのですが、蚊やその他害虫に攻撃を受けることが多いのでキャンプでは蚊帳が活躍することが多いです。
少なくても寝ているときの攻撃はある程度防げますし、多少涼しく感じます。
昔は部屋の中にぶら下げるタイプぐらいしかなかったのですが、現在は自立式のタイプもありますので検討してみてもよいと思います。
テント内やオープンタープ内に設置すると虫よけになりますので施設での使用以外にも活用でき便利ですよ。

3.まとめ

今回は常設設備の中のコテージ、ロッジ、ケビン、バンガローについてその特徴と選ぶ際のポイントについてお話させていただきました。

常設設備の中のコテージ、ロッジ、ケビン、バンガローについてその特徴と選ぶ際のポイントは

  1. ケビン、バンガローについては、ほぼ何もないと認識しテント以外の装備を準備することをお勧めします。(ランタン、厚手のマット、寝袋など)
  2. 名前だけでは設備状況が分からないので施設の概要や設備などをネットやユーチューブなどで事前に情報収集しておく。
  3. 部屋での食事提供が原則ないところが多いので、ネット等で周辺施設の食事処・スーパー等も事前に情報収集しておく。

今回のように常設施設でいろんな名前で呼ばれている場合は選択に困ると思いますので参考にして頂いて事前の準備ができ快適なキャンプが出来れば嬉しいです。

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