ポータブル電源VS電源サイト | てるぴんの楽~にキャンプ

ポータブル電源VS電源サイト

キャンプを快適に過ごすうえで出来れば電気製品を使用して快適に過ごしたいですよね。
ですが、どこのキャンプ場も電源サイトを設置していないのでそんな時困ります。
今後ポータブル電源購入を検討するとしてどのようなものがありキャンプで活用可能かどうかと電源サイトとのお得具合を調べてみました。

1.ポータブル電源とはどんなもの?

ポータブル電源をネットなどで内容を調べると”車載用”という言葉がくっついていることが多いです。
つまり、車内でエンジンを切って電化製品を使用可能にすることが本来の目的のようです。
現在ではキャンプ場のような電源の無い場所でも使用できるのでキャンプでも使用することが多くなってきていますが元は車載用に作られたのが最初のようです。
そんな便利なポータブル電源とはどんなものでしょうか。もう少し詳しくお話させていただきたいと思います。

容量

ポータブルとはいえ、ほとんどの電解製品が使用出来るような大容量の製品も販売されているようです。
ちなみに”mAh”という単位で表示されているものがほとんどです。
製品の仕様書などをみてもわかりにくいですよね。
バッテリーに規格に例えば「電池20000mAh、11.1V、出力AC100~110V、最大200W」などど記載されている場合の計算式も他のサイトで紹介されているようですがよくわかりません。
とりあえず、仮に最大200Wと記載があれば、200Wまでの電化製品は使用出来、容量が大きくなればそれ以上の物や複数の電化製品が使用出来るのではないかと思います。単体で200Wのものをフルで使用すると15時間くらいは使用できると思います。(計算が苦手なので省略させてください。ごめんなさい)

重さ

容量を多くとりたい場合は当然バッテリーが大きくなるのでそれ相応に重くなります。
多人数の時などは大変便利だとは思いますが、ソロや少人数の時などは逆に持ち運びが大変になります。
キャンプなどで使用する場合には重さも考慮して選ぶ必要があります。

大きさ

容量が大きくなれば本体の大きさも大きくなります。
そのため車に積んでいく際にはそれなりの車載スペースの確保が必要ですし、設置場所のスペースも確保が必要です。
コンパクトなキャンプな際には逆に場所を取ります。

充電方法

ポータブル電源の種類により充電方法が異なります。
シガレットコネクターのみの対応のものあり、選ぶ際には注意が必要です。
出来ればコンセント・シガレット両方の電源供給可能な物が良いです。
現在では太陽光充電も可能な物もあります。ソーラーパネルにも容量があり、大きなものは充電能力が上がります。
ただし、コンセントやシガレットからの充電よりは劣りますので補助的なものとして考えておいた方が良いです。

価格・使用限度・寿命

容量が大きくなるごとに価格も上がる傾向にあります。
高価でも半永久的に使用出来ればよいのですが、寿命があるようで、充電、放電が4000回、またはあまり使用していない状態でも10年程度だそうです。
頻回に使用する場合でなければ高価なものになるかもしれません。
最近では、内蔵バッテリー交換可能なポータブル電源も販売されているのでそちらを購入すればもう少し寿命があると思います。

2.ポータブル電源。なにを基準に選べばよいのか?

充電能力

使用する際に充電能力が低いとバッテリーの容量が減った際の再充電に時間を要すことがあります。
買い物などで車の移動中などに高速充電が可能ならばキャンプ中にでも充電も可能です。
出来れば高速充電可能なタイプを選んでおくとよいです。

携帯性

キャンプの際などは持ち運びが楽かを重点に置いて選んだ方が良いです。
大容量になると大きくて重さもありますので運搬時に苦労します。
片手で持てるくらいの大きさの方が運搬時にも苦労しませんし、テント内などでも邪魔にならずに済むかもしれません。

汎用性

ポータブル電源を選ぶ際には色んな出入力に対応可能かも検討された方が良いです。
メーカーによってはUSB端子なども装備されているものもあるので、装備されていればスマホの充電などにも便利です。
ただし、メーカーオプションで対応可能な物もありますので選ぶ際には確認されることをお勧めします。

価格だけでなく規格等を確認を

ポータブル電源に関しては現在手ごろに購入が可能になってきています。
ただし、各規格に関してはメーカーによる違いが結構大きいので同じタイプや容量のものを選ぶ際は比較サイト、口コミなどで十分検討して選ばれることをお勧めします。
また、電気機器なので衝撃等で故障するかもしれないので保障やサポートについても確認しておく方が良いと思います。

3.キャンプでどのように活用するのか?

ポータブル電源をキャンプの時に使用する際はどんな電化製品を使用するときに活用できるのかについてお話させていただきます。
夏場であれば扇風機、車載用冷蔵庫に使用をお勧めします。
いづでもワット数はそれほど高くないのでかなり長い時間使用が可能です。
夜間などではテント内が涼しければ車載用冷蔵庫のみ使用すると使用時間を延ばすことも出来ます。
冬場であれば、電気毛布、セラミックミニヒーターなどの使用をお勧めします。
冬場のキャンプは結構冷え込みますので暖房機器を活用した方が快適に過ごせます。
就寝までミニセラミックヒーターを使用して、就寝時には電気毛布に切り替えるなど工夫されると長く使用が出来ます。
暖を取る方法として薪ストーブや石油ストーブなどもありますが、私がストーブですぐ頭が痛くなったりするので残念ながら個人的には使用していません。
ポータブル電源をキャンプで使用する際には使用容量の限界があるので電化製品の使用を数種類に限定して時間を分けて使用した方が良いと思います。

4.使用に際して注意する事


電化製品で記載されているワット数は安定した時の消費電力が記載されているので、電化製品によって消費電力とは別に”起動電力”という動き始めの電力量が大きい場合があります。
ぎりぎりの容量で使用すると動かないこともありますのでポータブル電源の容量いっぱいでなく余裕を持った容量での使用をお勧めします。
出来れば使用機器の気導電力量を確認するためにもワットチェッカーなどの測定機器で事前に確認が出来れば不安が無いと思います。

5.ポータブル電源と電源サイトどっちがお得なのか?

ポータブル電源があれば便利が良いですが、高価な買い物になるのでキャンプ場の電源サイトを利用する際とどちらがお得なのかを調べてみました。

<計算方法>
*ポータブル電源:~5万円(100000mAhの規格同等の平均価格)
*電源サイト(区画サイト):1回1500円~2000円程度(10A使用可能として)

充電回数から使用可能な期間:4000÷10=400÷12=ポータブル電源を月に4~5回使用できる
購入後10年間使用可能として:50000÷10=5000÷12=購入後月に400円かかる

<結果>
月に複数回キャンプで使用するならポータブル電源がお得かもしれない
という結果になりました。
数か月に1回程度しかポータブル電源を使用しないなら電源サイト利用とほぼ変わらないという結果になりました。

6.まとめ

ポータブル電源購入と電源サイト使用料でどっちがお得かという点については毎月キャンプに行くような方で活用されるようでしたらお得ですが、年間に行く回数の少ない場合にはあまりお得とはならないようです。
ただし、元々電源サイトの無いキャンプ場を頻回に利用される場合などの方などキャンプフィールドによってはポータブル電源があればより快適に過ごすことも可能です。
また、近年自然災害も増えてきていますのでキャンプグッズが災害用にも活用できるかもしれない点も考えると一概にお得だけでポータブル電源を選ぶのも疑問です。
ただし、安い買い物ではないのでポータブル電源選びに関しては慎重に選択した方がよさそうです。

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