一工夫で快適に。テント内のレイアウトのポイント | てるぴんの楽~にキャンプ

一工夫で快適に。テント内のレイアウトのポイント

キャンプで快適に過ごせるようなテント内のレイアウトはどうすればよいのでしょうか?
私なども元来要領の悪さもあり、夜中にトイレに行きたくなった際に以前に準備しておらず、荷物からライトを探す羽目になったりした経験があります。
そこでテント内で快適にするためにどんなレイアウトがよいかを皆さんと考えてみましょう。

1.一般的なテント内のレイアウトのポイント

テント内のレイアウトについてはそれぞれが思うようにレイアウトする方が快適に過ごすことが出来ると思うのですが、結構これも置きたいとどんどん増やしてしまうとテント内の足場がなく移動しにくい環境になってしまうことがあります。
そこで一般的なテントのレイアウトをする際にここを気を付けておくとよいと思うポイントについてお話させていただきたいと思います。

1.テント内に置くものと外に置くものを分ける。

私もそうでしたが、夜間に結露や雨に濡れたりしたくないので、テント内にすべての荷物を詰めこもうとして、就寝スペースまで一杯になって心地よく眠れることが出来ませんでした。
後で考えれば、テントの中に入れておいても雨は防げても結露に関しては同じでした。
場所はそのままでも雨や結露対策をしておけばわざわざ移動する必要性もなかったと反省しました。
例えばキャンプでタープを使用している場合は、翌朝にも使用することがあるので最低限度そのままにしておいた方が翌朝のセッティングが必要ないです。
タープ内であれば、チェアの座面やテーブルなどにビニールシートをかけておくだけでも雨や結露は防ぐことが可能です。
どうしても湿気が気になるようでしたら、テントやテーブルを折りたたんでケースに一次収納しておくと少しは湿気を防ぐことが可能です。
スクリータープを使用されている方などはクローズドスタイルにしておけば雨や結露から防ぐ事が可能です。

2.テント内の入り口や就寝場所は出来るだけ広くしてものを置かない方が良い

私もそうなのですが、テントの入り口は結構狭いので、つまづきそうになったことが何度もあります。特に、そのまま外に出しておきたくないものを一時的に入り口付近に置いたりすると、夜など暗くて足元が見えにくいので逆に危ないです。
どうしてもテント内に入れておきたい時は、テントの入り口と反対側の空いたスペースに置くよう配慮した方が良いです。
コットを使用している場合、コットの下に空間がありますのでそこに詰めて足元にものを置かないようにするのもお勧めです。寒い時にはコットの下にものを詰めておくと底冷え防止にも役立ちます。

3.テント内の目隠しの工夫

テント内をメッシュ状態にすると風が通って気持ちが良いのですが、外から丸見えになるので厚手のタオルや布でテントの内側にかけて遮ると外から透けて見えにくくなるので内部の目隠しになります。
プライベート空間が確保できますし、汗をかいて着替える時や夜間のテント内が明かりで透けて見えるのを予防するのにも役立ちます。
試されるとわかると思いますが、内側に布などで四方を仕切ると外からはほとんど中が分かりません。
テントの中で更衣をされるときには活用されてみてもよいと思います
すだれやのれんを活用している方もおられ、中も日影になって涼しくなるかもしれません。

2.明るいうちと暗くなってからのおすすめレイアウトについて

テント内の一般的なレイアウトについてお話させていただきましたが、日中でのテント内と夜間でのレイアウトで少し変えるとより過ごしやすくなる工夫があるのでそのことについてお話させていただきたいと思います。

1.明るいうちのおすすめレイアウトの工夫

昼間でも、疲れたときにいつでも横になれるようにマットやコットなどを早めにセッティングしておくことをお勧めします。
日中のテント内は暑くなることを前提に、室内にテーブルやチェア、サーキュレーターなどもセッティングしておくと日中でもテント内である程度快適に過ごせます。
室内が狭くならない程度に室内用の小さめのジャグやクーラーボックスを準備しておくとその場で水分補給も可能です。
日中にテント内で読書をしたい時や、テント内が暗く感じたらクリップ付きの小型のLEDスポットライトが役立つと思います。
テントのポールに付ければ横になって読書もできます。
テント内に風が入るのであれば、濡れた布などを干すことで少し涼しく感じます。
試したことはないのですが、冬場の底冷え低策で使用しているテントの下に敷く銀マットなどを日差しが当たる側のテントの内側に充てると日差しが遮れ暑さ予防に役立つかもしれません。

2.暗くなってからのおすすめレイアウトの工夫

夜間のテント内レイアウトは飲み物など コット周囲の手の届くところに必要なものをセットしておくとよいです。
夜間は明かりを少し落とした方がリラックスできます。
睡眠時には完全に明かりを落とすのではなく、少し薄暗いくらいの方がテント内を移動しやすいです。
調光が出来ないランタンの場合、少しの明かりでも外から見えることがあるのでタオルなどでランタンを覆うとほんのり明るい感じとなり、明かりの調整が可能です。
スペースが狭い場合は軽いものならポールの四隅に布などをフックなどで固定してテントの上部に収納スペースを作るとテント内の荷物を置くスペースができます。
夜間のトイレなどでは防寒の上着などが必要なことがありますので、テント上部にフックをかけ、ハンガーにかけすぐに着れるようにすると便利です。(テント内の頭側にかけておくとテント内の明かりで中が見える目隠しにもなります)
夜間などではテント内に明かりをつけるとテント内が透けて見えます。夜間にPCなど明るいものを使用する場合にはテント周囲に厚手の布などをぶら下げると明かり漏れに少しは有効です。
ちなみにスマホの明かりも漏れます。早めに就寝することをお勧めしますが…
夜間は暗いので、足元を照らす程度の明るさの小さなLEDランタンを頭元やテントの入り口付近に配置しておいた方がものを取ったり、トイレに行く際に靴を履くときなどはとても便利です。
ミニLEDライトを横に置いて照らすと下だけ明るくなるので活用しています。
夜間は冷えることがあるので、追加の毛布なども足元に置いておくとすぐに使用することが出来ます。小物などの小さいものは、蛍光テープを貼っていると暗い中で落としてもどこにあるかわかりやすいです。
コットはテントの幕から少し離しておいた方が結露などの予防や寒さ対策にも有効です。

3.まとめ

今回キャンプのテント内のレイアウトについて一般的なレイアウトのポイントと日中・夜間でのレイアウトの工夫についてお話させていただきました。
あくまでも、ほんの一例であり、皆さんが一番過ごしやすい室内にレイアウトして快適にキャンプを過ごしていただくことが一番です。
テント内でのレイアウトのポイントをまとめると

  1. 一般的なレイアウトでは、テントの中と外で置くものを区分けして使い、テント内の入り口や足元にものを置かない工夫やテント内の透け防止などの工夫をすることで快適に過ごすことが出来る。
  2. 日中から夜間のレイアウトを考えて前もってレイアウトを行い、夜間では周囲の明かり漏れや足元の照明の配置等を工夫して快適に過ごせる環境を作る。
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