設営・撤収に時間をかけずに行う方法は? | てるぴんの楽~にキャンプ

設営・撤収に時間をかけずに行う方法は?

皆さんは設営・撤収にどのくらい時間をかけていますか?
私も最初のころは設営まで2時間以上かかっていました。
キャンプでは、ほぼテント設営と撤収に時間を取られますのでゆっくりできないことが多いような気がします。
そこで、私の失敗から皆さんが設営・撤収を効率よく行ってゆっくりした時間を持ってほしいと思ったので、そのポイントについてお話しさせていただきたいと思います。

1.キャンプの設営・撤収に時間がかかる原因は?

私がキャンプを始めたときは設営にとても時間がかかりました。
私がキャンプ地の設営に時間がかかっていたのは以下のことが原因と思われました。

  1. テントやタープの設営・撤収手順を覚えていなかった。
  2. 日中の屋外の活動で体力を消耗し作業効率が低下してしまう。
  3. 車に荷物を積み込むときにどれを先に下ろすのかの順番を決めておらず、とりあえず全部おろしてから配置を決定していた。
  4. 休憩する場所・荷物を置く場所を確保していなかったため、杜仲の休憩が出来ずゆっくりできなかった。
  5. サイトのレイアウトをあらかじめ決めておらず、テントを設営しながら調整したりあとから修正が必要になった。

2.効率の良いキャンプの設営・撤収を行うには?

そこで、どうすれば効率よくキャンプの設営や撤収ができるのでしょうか?
設営や撤収に時間がかかる原因から考えれれる改善策などについてお話させていただきたいと思います。

1.効率のよい設営のための改善ポイント

設営時は意外と時間がかかり、ゆっくりできないことも多いです。
そこで効率の良い設営のために改善できるポイントについてお話させていただきます。

1.設営の流れを前日までにシュミレートしておく

キャンプは常時設営をしているわけではないので、当日に取説をみながら設営を行うことがあると思います。できれば説明書を見ないでも設営可能な状況であれば効率よく時間短縮につながるのでお勧めします。
今では、テントやタープの設営・撤収方法がメーカーのサイトや動画でも提供されていますので何度か確認しておいた方が良いと思います。
また、キャンプ場の情報もネットや動画で事前に調べておくと設営の際にも参考になると思いますのでお勧めします。
キャンプ場へ到着して荷物の搬送から設営までの一連の段取りをイメージしておくことをお勧めします。

2.自宅で車に積み込む際から車から降ろす順番を考えて荷物を積み込む

キャンプを始めた当初はいろんなものを適当に詰め込んで持って行き、必要ないものまで詰め込んでいました。
逆にキャンプ場に着いてからあれやこれや探す羽目になり時間効率がとても悪かったです。
車に荷物を下ろす際、最初に降ろすものを手前に、最後で大丈夫なものを奥に積んでおくと効率が良くなりました。
運ぶ順序として車→一時保管場所(タープ)→設置場所(テント内・調理場・焚火台など)エリアごとに分けてゆくと往復の距離も少なく段取りよく設営が行えましたのでお勧めします。
家にあるもの荷物の運搬で便利が良いと思ったのは、買い物かごと大きめのトートバッグです。
食材や小物、調理器具などなんでも入れられます。食材ではクーラーボックスの代用としても使用可能です。
また、折り畳み式の収納ボックスも結構便利で必要が無いときには畳んで収納できる点で利用させてもらっています。

3.設営は午前中または早めにチェックインし日没までに行う。

私がキャンプを始めたころは、夏場の一番気温の高い時間に設営をしたため、汗だくで集中力がなくなり、熱中症のような症状になりかけたことがありました。
そんなこともあり、昼間の設置は極力避けて、午前中に設営可能なキャンプ場を選ぶようになりました。
また、日中に遊んだ後、夕方にキャンプ場に到着し、設営が薄暗くなってももまだ設営が終わらず、暗い中、ライトを照らしながらの手探り状態での設営となったこともありました。
そんな失敗があったので設営はできれば午前中、または早めのチェックインで日没までに終わらせることで設営の効率が良くなりました。

4.テントより先にタープを設営する。

私がキャンプをする際、先にタープを設営します。
そのメリットは
・日陰や荷物の一次的保管場所を作るため
・日陰の確保をし日差しによる作業効率低下防止
・休憩する場所の確保
・雨除けになる

などがあります。

現在では、テントが小さな前室付きであるためあまりタープを使用していないのですが、以前、スクリーンタープを使用していた時にはタープ内が意外と涼しく心地よかったです。
今は、テントの前室での日陰や車の中で定期的に涼んだりして熱中症にならないように工夫していました。

5.テント設営の際には場所の形状や環境を決めて設営する

キャンプ場によりますが、サイト自体が傾斜のあるところがあります。設営の際なるべくフラットの場所でないとぐっすり眠れませんので出来るだけフラットの場所を選ばれることをお勧めします。
ネット等ではキャンプ場のサイトについて詳しく情報が載っていたり、動画などでも紹介されているキャンプ場も多いので一度調べておいた方が良いです。
また、風向きにより隣からテント内に煙が入ってきたりしますので入り口の向きも決めておいた方が良いです。(横か反対の向きの方が良いです)
道沿いの方向へ入り口を向けていれば通路とのアクセスは良いですが、テント内が丸見えになることもありプライバシーが保てないかもしれません。対策としてはパーテンションやタープでの目隠しなども試してみるとよいです。

6.使用するものによりコンテナなどで区分けしておく

必要な物品を配置エリアごとにコンテナ等で区分けしておくことでどこに置くものなのかわかり
必要な場所へ移動しやすくなります。
できれば折り畳みタイプのものが自宅にあれば使用してみるとよいと思います。
私はキッチングッズやテント内のグッズ等にわけコンテナも色分けしておくことで配置もスムーズに行えると思います。

2.効率の良い撤収のための改善ポイント

キャンプでの撤収の際、以外に家に出る時よりも車に荷物がうまく積み込めないことがあります。
私は基本、設営と逆の順番で撤収を行っています。
設置場所(テント内・調理場・焚火台など)一時保管場所(タープ)→車
車には最後で大丈夫なものを先に奥に→ 最後に乗せるものを手前に撤収を行っています。
そのほかの効率の良い撤収を行うための改善ポイントについてお話させていただきます。

1.撤収の流れについても事前にシュミレートしておく

撤収の際は設営の時に無い作業も必要となります。
テントやグランドシートを乾かす作業やごみの処理、テント内の清掃などがそれにあたります。
私が経験したのは、地面が火山灰の土壌でしたのでグランドシートと靴が真っ黒になったことを覚えています。
設営以外に撤収時にもやることが多いので一度シュミレーションしておくことをお勧めします。

2.使用しないものはその場で片付け車に積み込んでおく

当日使用して使わなくなったものは出来るだけその場で片づけることをお勧めします。
掃除や洗い物の必要が無いものならすぐに車に積んでおいた方が撤収の作業がかなり楽になると思います。
入浴や外出の際に車を利用するときなどに同時に作業を行えば効率もよいです。

3.テントやグランドシートなどはある程度乾かしてから収納する

撤収の際、天気が良ければテントの底面やグランドシートの汚れや湿気をとるために乾かしてから収納すると帰宅後の後始末も格段に減ります。
サイトの地面の状態にもよりますが、結構湿気を含んでいますので出来るだけ乾燥させておいた方がカビなどの発生も抑えることが出来ます。

4.収納の袋などは目印になるところにかけておく

様々な収納袋は紛失する可能性があるので私はオートサイトなら車のドアミラーへ、そのほかの時はタープやポールの付近にぶら下げて忘れないように工夫しています。
収納の袋が無いものでも汚れなどが付着するものは専用の袋を準備しておいた方が車内に積み込む際に汚れなくて済みます。

4.撤収時、最後にタープを残す。

撤収の際、最後までタープを残すのは日よけや雨除け、荷物の積み込みの一時保管場所、休憩場所として活用できますので最後に撤収されることをお勧めします。
タープが無い場合はテントのフライシートをうまく活用したり、ブルーシートを活用する方法もあります。

3.まとめ

設営・撤収を効率よく行う方法として

  1. 事前のシュミレートが大切。
  2. 車に積み込む順番、車から下ろす順番を決めておくとよい。
  3. 車から降ろした際の一時保管場所や日陰の確保のためタープを先に建て撤収時は最後に撤収するとよい。
  4. キャンプサイトの状況を事前に調べ、サイトのレイアウトを考えておくとよい。
  5. 不要なものは使用後にあらかじめ片付けて車に積んでおくとよい。

今回は設営・撤収を効率よく行う方法についてお話しさせていただきましたがいかがだったでしょうか。
今回のお話でキャンプでのゆっくりした時間を確保できるようになればうれしいです。

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