キャンプ料理を効率よく行うためにはどうすればいい? | てるぴんの楽~にキャンプ

キャンプ料理を効率よく行うためにはどうすればいい?

皆さんはキャンプの食事にどれくらい時間をかけていますか?
私は、食事の準備に時間がかかりすぎ日が暮れてしまうことが多いのでほぼ凝った料理はなく
焼きもの・鍋がほとんどです。
本来、ゆっくりするためのキャンプが調理のために奪われるのは勿体ないのでキャンプ調理に時間がかかる原因とその対策についてお話させていただきます。

1.キャンプ調理に時間がかかる原因とその対策

キャンプ場で調理に時間がかかるのはなぜだか考えたことはありますか?
実は様々な原因があるため時間がかかることがあります。
キャンプで調理に時間がかかる理由とその対策についてお話させていただきたいと思います。

1.調理場所が自宅とは違い炊事場とサイトが離れている

キャンプでは家での調理と違い、調理場や洗い場が同じでないので使い勝手が違います。また、キャンプサイトから炊事場まで離れていると、何度も往復したりする手間が余分にかかり調理自体よりも移動や運搬に労力を取られることになる可能性があります。
以前、フリーサイトのキャンプ場でキャンプをした際にロケーションは良い場所に設営が出来たのですが炊事場からかなり離れていたため準備や片付けの際に何度も往復する必要がありました。何度も移動する中でスプーンやフォークが紛失してしまったことを覚えています。

対策炊事場などの移動時間なども考慮し逆算した早めの調理のとりかかり、何度も往復の必要のない方法(ジャグを設置し簡単な汚れ取り、使い捨ての食器等を使用、ラップを敷いて食器が汚れないようにするなど)をお勧めします。

2.自宅にあるような調理器具などはない

キャンプでは家での調理とは違い、大きなボールやざるなどが使用できない事とコンパクトなものが多いのでたくさんの量を調理する場合には不便なことが多いです。
キャンプ場で調理する際、まず困ったことは調理台が無かったことです。家庭であればそれなりの高さがあり、食材を切ったりすることはそれほど苦ではありませんが、キャンプ場では炊事場でしか切ったりするのができないので、運ぶ際の切った食材を入れる容器が無く、仕方なく購入した発泡スチロールのトレーのまま運ぶ必要がありました。そんな時はテントの調理スペースにキッチンテーブルもあった方が良いのではと感じました。

対策:可能なら自宅で下準備をしておき、あとは焼いたりするだけにする
方が良いと思います。食材をビニール袋やジップロックで区分けして調味料も先にブレンドし野菜などももあらかじめカットして人数分ごとに冷凍・冷蔵しておけば後は調理器具で煮たり焼いたりするだけにしておくと手も汚れませんし、時間短縮となります。
万能調味料を一つ持って行っていれば調理の味のアクセントとして使用できますよ。

3.火おこしに時間がかかる

キャンプでは焚火や炭の使用も多いですが、梅雨時期や雨の時期には火が付きにくいことがあります。着火剤の使用やバーナー等でもある程度は時間短縮になりますが、私みたいにたまにキャンプに行くものにとっては結構時間を要します。
あるキャンプ場のコテージに宿泊し、夕食はバーベキューだったのですが、火と格闘する事1時間汗だくになり火が起こせました。原因は前日に雨が降ったため、炭が湿気ており余計に火が付きにくい状態であったようです。後で思えば、その時カセットコンロも車に積んでいたので、途中であきらめてカセットコンロの調理に切り替えた方が時間短縮にはよかったのではないかと思いました。

対策:調理の時間短縮には焚火や炭よりカセットコンロの使用が早いです。
冬場や寒い時にはガスコンロの火力が落ちたり、火が付かなくなることがありますので寒い時期に強いカートリッジの使用をお勧めします。

4.調理の片付けに時間がかかる

キャンプでの調理の後の片づけはとても大変です。調理によってはにおいが強いものなどは食器ににおいが付いたりしてなかなか取れない時もあります。

対策:紙コップ、紙ボールを使用し、紙皿にサランラップをかけて使用するようにしています。箸やスプーン、フォークなどもコンビニやスーパーでもらったものを使い捨てとして利用しています。
見かけはあまりよくないですが、片付けの際には重宝します。また、また、紙皿などは次の食事などにも再利用できます。当然、調理後の食器洗いも少なくなります。
食材が余らないような量にする事や、殻や骨が出る料理についても生ごみになりますので極力生ごみを減らす工夫も必要だと思います。

6.食器や手を洗うための水がすぐに用意できない

調理以外でも意外と必要なのは水です。調理の際には手を洗ったり、食器を洗ったりするため結構水を使用します。そのたびに何度も炊事場を往復するのは大変です。

対策:大きめのジャグを準備しておくことをお勧めします。その場ですぐ手を洗えますし、食材を軽く洗う場合にも必要です。
どうしてもジャグが用意できない環境なら手洗い程度であれば除菌用ウエットティッシュを活用しても良いかもしれません。食材などの洗った後の排水はバケツなどで貯めて置き、キャンプ場の所定の場所で破棄されることをお勧めします。(炊事場など)

7.冷凍が解けて急遽メニューを変更

食材によっては冷凍のものをキャンプに持参することもあると思いますが、よくあるのが食材を使用しようと思った時にすでに溶けており、早く使用するために食材を変更した経験はありませんか?それこそ当日の予定が変更となり、メニューの変更も必要となり無駄な時間の浪費につながります。

対策:冷凍・冷蔵の必要な食材を溶かさないためにクーラーボックスの使い分けをお勧めします。

<やや大きいクーラーボックス>

なるべく開けず冷凍専用とし翌日に使用するものや冷やしておくものメインで使用します。強力な保冷材で中を囲むようにしておき食材を保管しておくと保冷効果が保てます。(トレーなどをそのまま入れているとドリップや煮汁が染み出てくるのでビニール袋や圧縮袋に入れている方が液漏れ防止やにおい防止になりますまた、食材が直接氷などに長時間触れていると冷凍焼けする事がありますので新聞紙やキッチンペーパーをくるみ、直接食材にあたらないなどの工夫が必要です。
食材と氷をかごなどで区分けしておくとよいと思います。
ただし、冷凍食品は屋外で冷蔵庫の無い環境では溶けてしまうことが考えられますので早めに調理されることをお勧めします。
冷凍食品についてはキャンプで活用可能な様々な工夫でも使用可能になるので保存方法に不安があったり数日まで持たせたいなどがあれば冷凍食品についてのお話をさせていただいていますので覗いていただければ幸いです。

<ソフトクーラーボックス>

冷蔵専用とし当日にすぐ使うものを保管します。ペットボトルなどを凍らせたものを囲んでおいておくと保冷効果が保てます。氷が解ければ飲み物を飲むことも可能です。(ただしペットボトルには満タンに入れない方が良いです。膨張します)クーラーボックスはできるだけ日陰に置くようにした方がより効果的です。

<トートバッグなど>

普段の買い物などに使用しているトートバッグの内側が銀色のものはきちんと閉じれていればソフトクーラーボックスとしての代用が可能です。冷えた飲み物などはすぐに取り出すことが出来るので十分活用できます。

2.まとめ

キャンプの料理について効率よく行う方法をその原因と対策についてお話させていただきました。

キャンプ料理を効率的に行うには

  1. 調理に以外にかかる移動時間も考慮し、早めにとりかかる
  2. 事前に食材の準備をしておきキャンプでは焼く・炒めるなどを行うだけにしておく
  3. 火おこしに時間がかかる状況の場合はカセットコンロを選択する
  4. 食器は紙やサランラップを使用し洗い物や片付けを簡素化する。
  5. 冷凍のものは保管方法を工夫する。
キャンプ
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